下痢の時「水を飲まない方が良い」はウソ!本当にしてはいけないことは?
下痢をすると何度もトイレに行きたくなるので苦しいですよね><
そこで、
「水を飲まないようにすれば止まるのではないか?」
と考え、水の摂取を控える方がいます。
お気持ちはわかりますが、実はそれは大きな間違いなんです。
水を摂取しないと脱水状態に!
人間の体は、年齢にもよりますが50~80%が水分で占めています。
水を飲むと、普通ならほとんどが体の隅々まで行きわたります。
しかし、下痢をしている時の体の状態は、水を取り込む役割をする胃腸の調子が悪い状態です。
そのため、うまく調整が効かないので、水を取り込む効率が悪い状態になっています。
なのでそのまま外に出てしまうのですが、だからといって水を飲まない方が良い、ということにはなりません。
体の細胞は水を欲しているんです。
効率が悪くても、水を摂取しなければいけません。
水分をとらないと、脱水症状を引き起こしてしまうんです。
人間は、体内にある水がわずか10%失うだけで危篤状態になってしまいます。
なので、下痢だからといって水分をとらないのは危険なことです。
逆にたくさん水分を補給しなければならないんですね。
下痢の時にやってはいけないこと
「水を飲むとお腹が冷えて、余計下痢になるのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
確かに、お腹が冷えると余計に症状がひどくなりますよね^^;
そうなんです。
気をつけないといけないのは、下痢の時には冷たい水は飲んではいけないのです。
東洋医学によると、冷たい水を飲むことは、胃腸の働きを低下させることにつながるので、余計に下痢を悪化させてしまいます。
ポイントは「水を飲むのがいけない」のではなく「冷たい」水を飲むのがいけないのです。
逆にオススメは、温かい番茶やスポーツドリンク。
それがなければ常温の水でもかまいません。
食べ物に関しても、胃腸に負担をかけないものを食べるようにすると良いですね^^
そして外側からも、腹巻きやカイロなどで体を温めましょう。