水のpHは何を意味している?

水の性質をはかる物差しの一つに、pH(ピーエッチ、又はペーハーと呼ぶ)というものがあります。
これは何か?というと、水が体内に入った時、
その成分が酸性になるか、アルカリ性になるかの度合いを示すものです。

なので、水の硬度とは全く違う性質をはかるものですね。

値としては、0~14まであるのですが、
0に近づくほど酸性が強く、14に近づくほどアルカリ性に近づきます。
真ん中に当たる7は"中性"と呼ばれています。

一般的に、酸性のものは酸っぱいものが多く、
アルカリ性のものは、灰汁(あく)のように、苦い味のするものが多いです。

では、一般的に良く知られている成分が、どれくらいのpH値を持っているのか見比べてみましょう。

身近な成分や食品のpH

身近な物の中からpH値を測ってみると、こうなります。

塩酸:0
胃液:1.8~2.0
レモン汁:2.0~3.0
炭酸水:4.6
水道水:5.8~8.6
純水:7.0
牛乳:6.4~7.2
血液:7.4
海水:8.3
重層:8.5
石鹸水9.0~10.0
水酸化ナトリウム14.0

どちらもいきすぎると、口にできるものではなくなりますね^^;

人間の体のpH値

人間の体のpHは通常、7.35~7.45くらいに調整されます。
ややアルカリ性(弱アルカリ性)になっているのが良いそうです。

酸性に傾くと、体の抵抗力が弱まったり、体臭や口臭がきつくなるとも言われているんですね。
大雑把ですが、主に肉や魚などは酸性に位置し、野菜類はアルカリ性に位置するものが多いんです。

なので、pHをややアルカリ性に保つためにも、バランスの良さって大切ですよね^^

ミネラルウォーターのpHは?

ウォーターサーバー会社が提供しているミネラルウォーターは、6.6~8.3。
ピュアウォーターに関しては7.0で中性です。

主に採水地で分類することができるようです。

  • 大分日田の水:7.7
  • 富士バナジウム水:7.9~8.3
  • 京都三岳山麓の水:6.6~7.2
  • 三重県大台ケ原の水:8.2
  • 熊本阿蘇山:7.2

となっています。

どのように水を選んだらよいか?

アルカリイオン水は、体が「慢性的に疲れやすい」、または「疲れている」という方に良い、
と言われていますが、最近は、酸性、アルカリ性のものを食べたり飲んだりしたからといって、
その影響で体のpHが変わるものではないという意見もあります。

酸性食品、アルカリ性食品という定義は昔ありましたが、
その論理はビタミンやミネラルのことがわからない百年以上前に作られたもので、
最近の栄養学、医学の見解では意味がないものとして否定されているようですね^^;

参考:京都府 くらしの情報ひろば

ただし、これはあくまで見解です。

医学的にはまだはっきりと証明されたわけではありませんが、
アルカリイオン水を飲むことは悪いわけではなく、
体を良い方向に向かわせる可能性があるとは言えるかもしれませんね^^

健康な方は、pHをそれほど重要視する必要はないと思いますが、
病気を抱えている方や疲れやすい方は試してみてもよいかもしれません。

あとは味覚に関してですが、それは冒頭で述べたとおりです。
しかし、水でそこまで明確に味の違いがわかるほど、味の範囲が広くないので、
判断するのは難しいと思います。
なので、味に関してはpHで判断する必要はありません。

というわけで、水を選ぶ基準としては、
病気を抱えていたり、体の不調がある方は弱アルカリよりなものを選んでも良いと思いますが、
健康な方は、pHよりも硬度や値段などを重視した方が良いのではないかと思います。

ただし、必要以上に悩むものでもないと思いますよ^^;

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