規制値超えが6都県で検出
関東各地の浄水場で、放射性ヨウ素が規制値超えをした地域が発表されました。
昨日(24日)測定のデータです。
- 栃木・宇都宮市(24日):108ベクレル/kg
- 埼玉・川口市新郷(24日):46ベクレル/kg
- 東京・金町(24日):79ベクレル/kg
- 茨城・日立市(24日):229ベクレル/kg
- 千葉・松戸市栗山(23日):180ベクレル/kg
- 千葉・松戸市ちば野菊の里(23日):220ベクレル/kg
これに伴って、栃木、千葉、東京の市役所などで、乳児のいる方に対して
ミネラルウォーターの配布が始まりました。
また、各家庭とは別に保育園に対し、在園乳児1人につき500mlのボトル2本を配布している地域もあるようです。
規制値というのは、乳児で100ベクレル、大人は300ベクレルです。
しかし、これを超えたからといって必ずしも危険というわけではありません。
計測する必要があるというレベルの数値です。
ここで、東京・金町と埼玉・川口を注目してみると、
金町:210ベクレル/kg⇒79ベクレル/kg
川口:120ベクレル/kg⇒46ベクレル/kg
となっています。減少していますね^^
そのため、東京都では摂取制限も解除したそうです。
どうやら一時的なものだったみたいですね^^
なぜ減少したのか?というと、
それは雨の影響だと言われています。
雨が降ると空気中に浮遊している放射性物質が地上に落ちてきます。
そうすると、地上や水面に物質が集まっているわけです。
(濃縮されたわけではありません。)
しかしこれらは時間と共に流れて行ったりして薄くなっていきますので、
福島原発でこれ以上問題がなければ、収束していくのは間違いないですね。
今後の心配もなくなってくると思いますが、東京都では、
「2日間は注意をしてほしい」とも呼びかけられています。
理由は、配水管などに高濃度の測定が出た時の水が残っている可能性があるからです。
そして、「2日間は注意」と言っているのは、あくまで乳児の話で、大人ではありません。
なので、今「万が一」に備えてミネラルウォーターの買い占めに走っている方は、
それを必要としている乳児のいる家庭に回してあげて下さい。
情報は日々変わりますが、現段階では放射能関係の技術者、医者など、
どの専門家の話を聞いても問題ないと答えています。
ひとりが確率の低い「万が一」に備えることで、
「今必要」な水が手に入りにくい状態になっている人が出てきます。
ぜひ買い占めは止めていただきたいですね。
どうしても心配な方は、家にウォーターサーバーを設置して下さい。
ウォーターサーバーなら、今安全な地域にある工場から直接家庭に水を運びますし、
密封された、大量の安全な水がストックできます。
そうすると、お店に並んでいる水を一人でも多くの人に渡すことができます。
一人一人助け合いの精神を発揮することが、日本全体の回復に繋がりますので、
みんなで協力していきましょう♪