水太りはウソ?水を飲んで太る本当の理由
夏になると暑くて喉が渇いたり、大量の汗をかくので、
その分たくさんの水分補給が必要です。
水分補給が不十分だと熱中症で倒れてしまいますからね^^;
ただ、あまりに水を飲みすぎると、
水太りになってしまうことを気にしている人もいるのではないでしょうか?
実はこの、「水を飲み過ぎて太ってしまう」というのは間違った情報なのです。
“水太り”という言葉は、医学界では存在しないんですね^^;
体の60パーセント以上は水で占められていますが、
その水が外に出て行こうとしているのに、代わりの水を補給しないのは、
命にかかわることなのです。
実際、水分補給が足りないために亡くなった方もいますからね^^;
「そこまでやりすぎるわけないよ^^;」なんて思うかもしれませんが、
実はこれが熱中症の怖さなのです。
「喉が渇いた」と思う時点ですでに遅く、体の水分は足りてないんですね。
乾いてなくても、こまめな水分補給が大切なんです。
夏場は意識して水分をとるくらいがちょうど良いんですね。
ただし、糖分が入っているものは、余計喉が渇くので、水分補給としてはあまり良くありません。
また、アルコールも強い利尿作用があるので、水分補給としては適切ではありません。
一番良いのは、麦茶、またはミネラルウォーターです。
共通するのは、水分だけでなく、どちらもミネラルが入っているということ。
つまり、水分補給をしながら、体の細胞に栄養を与えているんですね^^
このようなことから水分補給をすることが大切だと言うことはわかりますが、
では、水を飲むと太るのは何なのでしょうか?
ここには代謝の低下が関わっています。
運動不足や、ずっと座りっぱなしの仕事、立ちっぱなしの仕事、
クーラーの当たり過ぎなどの生活習慣の悪さから、
本来備わっている代謝能力が低下しているんですね。
代謝能力が低下すると、本来外に排出されるはずの汗や尿が適切に排泄されず、
体の中に溜っていきます。
これがいわゆる水太りの原因です。
水が悪いのではなく、自身の代謝の低下が問題なのです。
代謝をアップさせるには、適度な運動をしたり、半身浴をしたりなど、
いろいろな方法があるので、実践してみましょう。
飲む水の量を減らすようなことは、健康のためにも止めておきましょうね^^;