ウォーターサーバー の雑菌・細菌対策比較
空気中には浮遊菌が必ずいますが、
菌やウイルスは、湿度が高いと繁殖しやすくなります。
ウォーターサーバーを使うことを考えると、ボトルの出口に水が付着している部分や、
水容器の中では、菌が増殖、繁殖しやすい条件が整っていることが予想されます^^;
さらには、人間にとって栄養となるミネラル分は、菌にとっても栄養になりますからね。
しかし、ウォーターサーバー会社各社は、
雑菌やウイルス対策を行ったサーバーやボトルをきちんと提供しています。
サーバーの仕様、ボトルの種類は各社によって違いますので、
どのサーバーが信頼できるかは自分で決める必要があります。
では、どういう部分で違うのか、見てみましょう。
ボトルの雑菌対策
ボトルタイプは、大きく分けて二つのタイプがあります。
一つは、従来からあるガロンタイプ、もう一つは、PET樹脂のフィルム容器タイプです。
従来からあるガロンタイプは、サーバーの上部に設置して、
空気が入れば水が下に落ちる仕組みになっていますので、
水を使うたびに空気がボトルにボコボコと入ります。
空気が入るということは、空気中に存在する浮遊菌も入るということですよね^^;
ピュアウォーターの場合は、栄養となるミネラル分があまり含まれていないので、
湿気はあっても雑菌が繁殖しにくくなっているのですが、
ミネラルウォーターの場合は気をつけなければなりません。
水の消費が早い家庭は心配ありませんが、ゆっくり使う家庭は、それだけ菌が繁殖しやすくなります。
このような場合、サーバー側でボトルに入る空気に対してフィルターを通しているか確認しておきましょう。
フィルターが設置されているのなら、衛生面に関しては問題ありません。
一方、フィルム容器タイプは、水が出ていっても空気があまり入らず、
容器そのものが小さくなる仕組みになっています。
そのような容器とサーバーの仕組みを、無菌エアーシステムと名乗っているところもありますし、そのような名前は使っていないけれども、
同じような仕組みを採用しているところもあります。
この場合、水を使うほど容器が小さくなっていきますので、
衛生面だけでなく、スペース面でも便利になりますね。
なので、このタイプの場合は、ボトルに関しては安全でしょう。
サーバーの雑菌対策
サーバーとしては、ボトルの雑菌対策でも説明したように、
ボトルに入る空気に対してフィルターをしているか、無菌エアーシステムを採用していれば、
ボトル容器内の雑菌対策はまずは大丈夫でしょう。
しかし、空容器を取り外す時、そこに空気が混入したり、
濡れた蛇口に菌が付着している可能性があります。
多くの場合、拭くことで対処しようとすると思いますが、
逆にホコリを付けたり、菌を増やしている可能性があります。
それを気をつけるのはもちろんですが、拭くだけの管理には限界があるので、
定期的なメンテナンスはしてもらった方が良いのです。
内部メンテナンスフリーとなっているサーバーもありますが、
何度も使っていると老朽化してきますので、
1、2年に1度はメンテナンスや交換をしてもらうことをお勧めします。